宇宙飛行士の野口聡一氏(57)が3日、初めてナレーションを担当した映画「イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること」(7日公開)のプレミア試写会(都内)で舞台あいさつに立った。
同作は、高解像度のIMAXカメラで撮影されたアメリカ大自然の28の絶景を巡るドキュメンタリー。「声がすてき」とほめる司会者に「よく言われます」と返すなど、おり観客を笑わせながら野口氏はトークを展開した。
宇宙から何を見て「地球は生きている」と感じたかという問いでは、新人飛行士時代のこんなエピソードを明かした。
「(先輩飛行士の)毛利衛さんがね、日本人のパイオニアですけど。『毛利さん、宇宙に行ってどうでしたか?』って言った(聞いた)時に、『いやぁ、あの~地球ってホントに回ってんだよ』っていうことをおっしゃっていて、〝なんで変なこと言ってんだ、このオッサン〟と思ったんですけど…」
ただ自身も宇宙へ行き〝あ、ホントに回ってんだ〟と実感したという。
「(地球は)回っていろんな表情を見せてくれる? 太陽の当たり方とか雲の様子とか、オーロラとかね。そういうのも含めて、いろんな表情を常に一瞬として同じ姿がないっていう感じが〝生きている地球だな〟っていうふうに感じました」
折しもこの日は、諏訪理さん(46)とともに、日本人宇宙飛行士候補に選ばれた米田あゆさん(28)がJAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員として初出勤した。
野口氏はこのニュースに触れ「彼らにも、むしろ早く宇宙に行く経験してほしいなぁという気持ちもあったんで…。そういう若い人たちがね、早く宇宙に行って、宇宙を楽しんでほしいなと…」とエールを送った。










