〝令和の怪物〟が十両で勝ち越し一番乗りを決めた。大相撲春場所9日目(20日、大阪府立体育会館)、新十両落合(19=宮城野)が十両白鷹山(27=高田川)を破って8勝目(1敗)を挙げた。この日も7日目に痛めた左ヒジ周辺にテーピング。土俵際まで寄られる場面もあったが、足技を見せてから送り出した。

 早くも勝ち越しを決めた落合は「目標だったので良かったです」と安堵の表情を浮かべる一方で「最悪の相撲。本来は立ち合いから押していく意識。まだまだ足りない」と反省することも忘れなかった。

 十両の優勝争いでも、1敗を守って堂々とトップを並走。師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)からは「まずは勝ち越しを目指して(その次は)2桁を目指して頑張れ」とハッパをかけられている。10代で優勝すれば、その師匠以来。落合は「優勝の意識? 全くないです。明日やることをやるという気持ち」とこれまで通りに目の前の一番に集中していく構えだ。