立川競輪S級シリーズ(FⅠ)が15日に開幕する。吉田拓矢(27=茨城)を筆頭に好メンバーが揃ったが、注目は中2日で追加参戦してきた神山雄一郎(54=栃木)だ。

 2月の向日町FⅠ初日(27日)に899勝目を挙げたレジェンドは、節目の900勝まであと「1」とリーチをかけている。大記録達成が期待された前回の名古屋では「リーチのかかったこの状況を楽しみたい」と語っていたが、結果は7着、5着、5着と苦戦を強いられた。

「いやー、ちょっと前回はデキが悪くて(苦笑)。楽しみたいとは言ったんだけど、調子がイマイチだったからプレッシャーになっちゃった。向日町(で899勝目を挙げた時)は『いつでも(900勝)イケるぞ』って思ったけど、前回終わってからは『これ、辞めるまでに(900勝)できるかな』になっちゃった」と笑みを浮かべながら現在の心境を明かした。

 初日の出番は11R。蕗沢鴻太郎(27=群馬)―芦沢辰弘(34=茨城)の後ろで道中はラインの3番手を固める。

「3番手だし初日(の達成)は厳しいかな? 勝ち上がりで決められればもちろん良いけど、もうこの年齢、立場になってみると、そうも言っていられない。どこでもいいから一つ勝ちたいですね(笑い)」

 立川は4年連続グランプリ2着など、悔しい思い出の方が多いバンク。そんな因縁の地で節目達成となるか!? 感動の瞬間はもう間もなく訪れるはずだ。