第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるタレントの中居正広(50)が今月6日付の官報で、内閣府が所管する紺綬褒章(こんじゅほうしょう)を受章していたことが明らかになった。中居が同章を受章するのは昨年12月に続き3回目。関係者からは〝慈善侍〟と称賛されている。
中居は12日、テレビ朝日系で中継されたオーストラリア戦でベンチリポートを務めた。1次ラウンドで全4試合、ベンチリポートを全し、侍ジャパンを盛り上げている。
そのウラで、紺綬褒章の飾版(しょくはん)を授与されていたことが明らかになった。
紺綬褒章とは、自治体や慈善団体、学校法人など公益のために私財(500万円以上)を寄付した人を対象に授与する褒章のこと。寄付された側が担当省庁・機関に推せん、内閣府が審査し、閣議決定を経て天皇陛下が当事者に授与する。飾版とは、すでに紺綬褒章を受章した人が同章を2回目以降に受章することが決まった際に授与される褒章。飾版はこれまで楽天の三木谷浩史会長兼社長やZOZO創業者の前澤友作氏らが授与されている。
WBC開幕(8日)前の6日付の官報で、中居は「公益のため多額の私財を寄附した」ことにより、2月25日に「紺綬褒章に付する飾版を授かった」と公表された。
中居がSMAPとしてデビューした1988年以降から現在に至るまでの官報を調べると、2021年1月、昨年12月に続き、今回で3回目。複数回の受章だったため授与されたのは飾版だった。中居はかねて慈善活動に熱心で知られる。
同章所管の内閣府賞勲局は取材に、中居に限らず受章者がいつ、どの団体にいくら寄付したかは公表していないとした。
「中居さんは局内で侍ジャパンに引っかけて『慈善侍』と称賛されています。昨年に体調を崩して一時活動休止しても、慈善活動への思いは変わらないようです」(テレ朝関係者)
寄付先として東日本大震災の復興支援団体や、今年2月に発生したトルコ・シリア地震の復興支援団体が有力視されている。
中居は東日本大震災からちょうど12年だった11日放送のニッポン放送「中居正広のON&ON AIR」に出演。東日本大震災に触れた後、トルコ・シリア地震について「(被災の)映像はやっぱり見ますけど、(復興支援で)できることはあるのかなと。(トルコ・シリアは)遠いところかもしれないけど、知恵を絞れば何かしらできることがあるんじゃないかなと思います」と語った。
「リスナーに『知恵』を絞って支援することを呼びかける前に、自身はすでに支援に動いていたというわけです」(同)
中居は「――ON AIR」で自宅について「ウチの家賃も知らないでしょ。高いんだから」と高額所得であることをいつものようにネタにしていたが、継続して寄付するのはなかなかできることではない。
応援しているのは、侍ジャパンだけではなかったというわけだ。













