日本代表MF久保建英(21)は、今季から完全移籍で加入したスペイン1部レアル・ソシエダードで主力としてチームを引っ張っている。スペインメディア「VAVEL」が、改めて成功の要因を考察した。
2019年夏にスペイン1部のレアル・マドリード入りしてから、19―20年シーズンにプレーしたマジョルカでのパフォーマンスはまずまずだったが、ビリャレアル、ヘタフェ、マジョルカでプレーしたその後の2シーズンは、伸び悩みを印象づけてしまった。
同メディアはこの時期について「久保は自由なプレーを必要とする選手だ。(ウナイ・)エメリ監督が指揮(当時)したビリャレアルでは、監督のシステムの硬さが、フィットしない理由の一つつだった。その後、理想的な状況とはいえないヘタフェに移籍し、翌シーズンのマジョルカでも同じだった」と説明した。
しかしイマノル・アルグアシル監督のRソシエダードで転機が訪れたのは、今季の活躍の通り。「アルグアシルの元で状況が異なり、久保の能力を最大限に引き出す方法を知っていた監督に、主役を任され、これまでにはなかった自由な動きをするようになった」と指摘した。
さらにこう加えた。「Rソシエダードは、攻撃ラインに多くの動きがあり、ライン間で多くのプレーがあり、秩序だった混乱がある。久保は足元がうまく、相手センターバックとMFの間でプレーする能力にたけており、理想的な場所を見つけた。特に(中盤が)ダイヤモンド型の4―4―2では、FWアレクサンダー・セルロートのセカンドストライカーとしてピッチのどこにでも現れ、攻撃をリードするキーマンにもなっている」
その上で「ケガ人を多く抱えるチームにあって久保は最も重要な選手の一人である。確かにウイングのポジションでは限界があるが、良いレベルのパフォーマンスを発揮している」。久保の適性ポジションは、2トップの一角のようだ。












