フリーアナウンサーの川田裕美、弁護士の三輪記子氏が3日、ABCテレビ「news おかえり」に出演。セクハラ対策に取り組んでいた弁護士が「セクハラ」で提訴されたニュースにコメントした。

 演劇界などのハラスメント撲滅に取り組んできた馬奈木厳太郎弁護士から訴訟代理人の立場を利用され、性的関係を執拗に迫られたとして、俳優の知乃さんがこの日、馬奈木氏に1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴したと明らかにした。

 知乃さんは都内で記者会見し「一生、弁護士として仕事をしてほしくない」ときっぱり。馬奈木氏は1日にセクハラ行為を認め、「自分本位なふるまいの結果、その方を深く傷つけ、苦しめてしまいました。卑劣な、人として許されない行為です」などと謝罪する文書を公表していた。

 川田は「セクハラに重いとか軽いはないとは思う」と前置きし「知乃さんの会見を聞いてると結局性行為の強要までということになると、セクハラというレベルではないと思いました。これだけ前に出て『こういったことがあった』とまたみんなの前で話すというのは、相当自分も傷つくと思うんです。何回も傷つけられているので、相当これは悪質だと思いました」と断じた。

 三輪氏は馬奈木氏について「なんか講師とかされてたらしいんですけど、私は直接の面識はないです。ですが例えば生業訴訟の事務局長されていたのは知ってましたし、セクハラの撲滅運動をされてるというのも知ってました」と説明した。

 続けて「この件に関して言うと、『認知の歪み』という文言が馬奈木さんの反省文にも出てくるんですけど、その認知の歪みがどこから来るのか?っていうことを、本当に真摯に反省して向き合ってほしいなと思う」と訴えた。

 さらに「一方で、ここまで話題になってるのは、『なぜ弁護士が?』しかも『こういう活動をしている人がなぜ?』というところにあると思うんです」と指摘し「だけど、同じ業界にいる一個人としては、私たちの業界が決してクリーンではないということも私個人としては感じてるんです。そういう私たちの業界が本当に勉強して、頭では分かっているけどそれが自分の身になってない、ということをやっぱり顧みなきゃいけないと改めて思いました」と言葉を選びつつ言及した。