大分県の別府競輪場でGⅡ「第7回ウィナーズカップ〝第14回オランダ王国友好杯〟」が3月18~21日の日程で開催される。アツアツの異次元バトルに挑む嘉永泰斗(24=熊本)が思いを語った。
熊本には代々、バンクの象徴〝肥後のプリンス〟が存在する。成績はもちろん誰もが認める圧倒的な存在感が必要であるためなかなか適任がおらず、ここ数年は中川誠一郎がその座を務めてきた。だが嘉永の台頭により時代は動き始めた。
2021年10月の熊本記念(熊火の国杯争奪戦in久留米)を制し、昨年はGⅠで3度、準決勝まで進出した。
「最初は勢いだけで行けたけど後半にツケが回ってきた。戦法の幅が広くないこともバレて落車も増えた。怪我はしんどいし崩れます」と後半は息切れしたものの「落車は最後の混戦や、まくる際に前がはばまれそこに対応ができなかったりが理由で、位置取り合戦でコケたわけじゃない」と、S級上位陣と渡り合える部分があることも実感できた。
今年はもう〝お客さん〟扱いではなくなる。「今年は最低でも1回はGⅠ決勝に乗りたい。身近な目標は記念を自力で取ること。前回は北津留(翼)さんの後ろだったし自分の力で勝ちたい」と上位攻略に注力し、ステップアップを図る1年とする。
当大会は2021年の松阪で初のビッグ出場を果たした記念すべきシリーズだ。そのときは「何もできず3日目でお帰り」と洗礼を浴びたが、成長を遂げ、今年は初日特選にシードされた。
「3着までに入って(準決フリーパスの)毘沙門天賞を走るのがまずは目指すところ。そうすれば、チャンスが広がるでしょう。九州の大会なのでいいところを見せたいです!」
めったにない地元・九州地区でのビッグ開催を誰よりも楽しみにしている。
☆かなが・たいと 1998年3月23日生まれ。熊本県出身。175センチ、80・6キロ。113期生として2018年7月に武雄競輪場でデビュー。S級優勝6回(GⅢ優勝1回)。












