ボートレース住之江のGⅠ「第66回近畿地区選手権」は11日、ベスト6による優勝戦が行われ、1号艇の馬場貴也(38=滋賀)がイン先マイから高速の逃げで圧勝。通算54回目の優勝を5回目のGⅠV(近畿地区選手権は2回目)で飾った。

 昨年、GⅡ以上の記念とSGで13優出4V。年間を通してボート界を引っ張った馬場の勢いは今年も衰えていなかった。快速62号機を仕上げ、予選首位通過からイン逃げ連発での王道Vは外野から見ると盤石な航跡だが「朝から体感が悪いので作業をいろいろやりました。最後はペラを初日の形に叩き変えて、展示の感じは良くなっていました」と一時は冷や汗をかいたという。

 それでも、レースは回った瞬間に勝利を確信させる圧勝だ。「水面が良かったので」と謙遜するが、ターンの切れ味は艇界最高峰。「住之江の地区選は雰囲気がピリッとしていますね。これで今年もいいリズムで行ければ…」と、近畿チャンプは照準を年末のSG「グランプリ」(住之江)にピタリと合わせた。