テレビ東京の森香澄アナウンサー(27)が今春に退社し、SNSでの発信力を生かしてインフルエンサーに転身することが明らかになった。局きっての〝アイドルアナ〟として期待も大きかっただけに、いったいなぜインフルエンサーなのか。電撃転身の背景を探ると、人気アナに届く熱烈オファーと、2年前にフジテレビで起きた〝女子アナステマ騒動〟があった――。

 森アナは、2019年4月に入社。同10月にいきなり「THEカラオケ☆バトル」の司会に就任した。20年には「ウイニング競馬」「よじごじDays」の司会、昨年から「FOOT×BRAIN」でMCを担当。昨夏にはテレ東史上最大規模の視聴キャンペーンのイメージキャラクターの一人に起用され、次世代エースアナとして期待されていた。3月にも退社するというが、驚きなのは今後フリーアナではなく、インフルエンサーになるという点だ。

 愛らしいルックスで人気を集め、ティックトック、インスタグラム、ツイッターのフォロワー数は計90万人を突破した。

 カラオケで97点台を叩き出す〝歌うまアナ〟としても知られ、ティックトックでは学生時代のダンス部経験を生かした動画で、若い世代からも人気を獲得。とりわけ入社1年目から始めたインスタでは、仕事やディズニーランドなどに旅行した際のオフショット、コスプレ姿などを披露して話題に。ネット上では、ファッションを参考にする女子も増え続けている。

 もっとも、影響力を増す〝発信力〟に対し、女子アナの立場が足かせになっていたという。その要因となったのは、21年4月にフジで起きた〝ステマ騒動〟だ。

 三田友梨佳アナ、井上清華アナら8人が美容院などで無料サービスを受け、インスタに写真を投稿するなどしたことがステマにあたると一部で報道。フジは「社員就業規則に抵触する行為が認められた」とし、全員が謝罪した。

「この一件で、テレビ局の女子アナはSNS投稿に非常に敏感にならざるを得なくなった。森アナの元には、フォロワーからコーディネートやメークなどを具体的に教えてほしいという声も寄せられていたが、局としてはステマ疑惑をかけられるわけにはいかない。森アナは上司から厳しく目をつけられ、息苦しさを感じていた。もっと自由に発信したいという思いが、退社につながったといいます」(テレ東関係者)

 今後についてはフリーではなく、人気インフルエンサーを擁する会社に所属して活動していくとも言われている。

 森アナだけの話ではないが、水面下で局アナの元にはファッションや化粧品、アクセサリーなどあらゆる業界からPR案件のオファーが届く。

 例えば「服を無料提供するので着てほしい」「アクセサリーをつけてほしい」とお願いされたりするという。フジのステマ騒動以後はテレ東上層部も口を酸っぱくして「気をつけるように」と注意してきたが、それも気にしなくて済む。

「女子アナは飲み会などで『もし局のアナウンサーを辞めたら、この商品をインスタに投稿すれば、ギャラ100万円ですよ?』とか、業界関係者から具体的に口説かれることもある。インフルエンサーを擁する会社は、常に商品を売れる人材を探し求めている。森アナは引く手あまたでしょうね」(広告代理店関係者)

 女子ウケ抜群の〝あざとキャラ〟でもある森アナ。インフルエンサーに転身すれば、相当稼げそうだ。