藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が渡辺明棋王(名人=38)に挑戦する第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負が5日、長野県・長野市で行われ、125手で藤井竜王が勝利。羽生善治九段に次ぐ史上2人目の六冠に向けて好スタートを切った。

 先手番となった藤井竜王は角換わりから中盤徐々にリードを広げ、これまで棋王戦で10連覇の渡辺棋王激しい攻め合いを制した。1日の順位戦A級8回戦で永瀬拓矢王座に敗れたものの、先手番ではこれで24連勝。驚異的な強さを見せている。

 熱戦を制した第2局に向けて藤井竜王は「いい準備して対局に臨みたい」と落ち着いた口調で話した。

 第2局は18日、石川県金沢市で行われる。9日には羽生九段との王将戦第4局もあり、藤井竜王にとってはハードスケジュールとの戦いでもある。