奈良競輪GⅢ「開設72周年記念 春日賞争覇戦」が2日に開幕。初日は皿屋豊(40=三重)がオープニングで魅せた。
一次予選は1R1番車の期待枠。前検日には「自分、もう40歳ですよ」と苦笑いしていたが、いざレースとなると頼もしく、緩急を付けたペース先行で後続を振り切った。番手を固めた志智俊夫―山口富生のベテラン勢を引き込む技ありのレースは若々しかった。
公務員をへて34歳で競輪界に入り選手生活はまだ6年目だが、昨年12月に不惑を迎えた今、思うところがあるようだ。
「ここ1、2年が人生のピークと思っています。だから今年は結果を求めていきたい。他の人より遅くデビューしたし、人の倍のスピードで成長しなければいけないんです」
20代前半の若手選手の成長過程とは明らかに違うことは重々わかっている。それを言い訳にするのは簡単だが「常にGⅠを目指してやっている」と明確に目標を掲げることで自らを追い込んでいる。安定した生活を投げ打ち挑んだ決断は、競走を通してぶれがない。
2日目(3日)の二次予選6Rは山口富生らに任された。ライン4車の松井宏佑が強敵だが、正々堂々とぶつかり勝機を探る。












