総額7億円ともいわれた巨額投資トラブルで活動休止中だったお笑いコンビ「TKO」木本武宏(51)が23日、都内で謝罪会見を開いた。会見には相方の木下隆行(51)も同席。コンビでの活動再開も宣言し、さながら復帰会見になったが、待ち受けるのはイバラの道だ。マネジャーは不在で、ローカルタレントに地元・大阪での復活ライブをセッティングしてもらったという。
FXなどをめぐるトラブルで昨年7月に所属事務所「松竹芸能」を退所した木本は、この日の会見で「浅い知識でもうけようとして、深く反省している」と頭を下げた。トラブル発覚後、初めての会見。黒いスーツ姿で神妙な面持ちだった。
本人の説明によると、FXトレーダーA氏に約1億7000万円、旧知の仲だった不動産投資家B氏に約5億円を預け、その後連絡が取れなくなった。自身は2000万円を投資し、借金は最大4億円に。また、周囲を勧誘したことで被害額が膨れ上がった。
現在は両氏と連絡が取れ、FXの損失分は返済が始まり、不動産の損失分は返済計画が示されているという。自身の借金は、時計やクルマの家財処分などで「3分の1ほどに収まっている」。
木本は投資トラブルが発覚した昨年7月、松竹を退所。活動休止していた。
また、相方の木下は〝ペットボトル投げつけ騒動〟で2020年3月、木本より一足早く退所していた。
この日の会見終盤には木下も同席し、コンビでの活動再開も宣言した。2月5日に地元・大阪のライブハウスでトークライブを開催する。コンビでの仕事は3年ぶりでトークライブは6年ぶり。
ただ、活動再開後はイバラの道が待ち受ける。木下はこの日深夜放送のABEMAのバラエティー番組「オズモグランキング」に出演したが、木本が地上波番組からオファーされる可能性は低い。
「一歩間違えれば投資トラブルで立件されかねなかった。そんなタレントは怖くて使えません」(テレビ局関係者)
活動再開する環境も整っていない。木本は会見で、タレントの笑福亭鶴瓶から物資提供を受けたり、「サンドウィッチマン」富澤たけしからメールで「いつ逮捕されるんですか?」とイジられたりしたと告白。「そういう芸人の仲間がほかにもすごく多かった」と語ったが、「マネジャーがいないのが現状。今、必死で探そうとしているところ」と正直に打ち明けた。
2・5の復活トークライブをセッティングしたのは、大阪や京都で活動するローカルタレントX氏だったという。お笑い関係者の話。
「Xさんは京都出身で、大阪でのトークライブのMC業を中心に活動しています。だから、関西圏のハコ(ライブハウス)に精通。TKOとは同じ関西人ということもあり、助け船を出したようです」
X氏は大阪で小規模のエンタメ会社を経営。ユーチューバーのマネジメントやユーチューブ動画の制作を手がけている。
「ただ、木本さん、木下さんはお笑いで勝負したいので、X氏にマネジメントしてもらうまでは考えていないようです」(前出関係者)
お騒がせコンビは果たして完全復活できるか。












