15日放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」で、松本潤演じる主人公松平元康(後の徳川家康)が、生誕地である岡崎(愛知県)と幼少期や晩年に長期間過ごした駿府(静岡市)を好き嫌いで分けるセリフがあり、SNS投稿で反響を呼んでいる。

 桶狭間の戦いで仕える今川義元が織田信長軍に討たれ、尾張の大高城に残された元康と家臣団。三河・岡崎城の城代が討ち死にしたため、家臣たちは城を守るべく、家族もいる岡崎に入るべきと訴えた。一方、元康は今川家の指図を受けるため駿府に帰るとして譲らない。自身の妻子は駿府にいた。

 老家臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)は業を煮やし「あ~もう! 駿府、駿府、駿府、駿府。そんなに駿府がお好きか」。元康は売り言葉に買い言葉で「ああ、好きじゃ。岡崎なんぞより、よっぽど好きじゃ」と言い放った。

 家康を主人公とした今回の大河ドラマを巡っては、「生誕の地」岡崎市と、青壮年期を過ごし、築城もした「ゆかりの地 出世の街」静岡県浜松市、今川家の人質時代や江戸幕府の初代将軍退任後に暮らすなど「愛したまち」静岡市が、番組に連動して盛り上がっている。そんな中で、セリフとはいえ「岡崎なんぞより…」との言葉が飛びだした。

 視聴者のツイッター投稿では元康発言に「駿府愛強すぎ」「隠居城に駿府を選んだのでもわかります」「駿府の民としては嬉しい」といった反応や、「言っちゃったよ松潤家康」「それは言うたらあかんでしょ」「岡崎の民が泣く」「あんなにはっきり言われると岡崎市さん泣いちゃう」「岡崎嫌い過ぎ」といった声も。元康=家康の〝地域格付け〟は今後もあるのか、注目されそうだ。