ボートレース住之江のPGⅠ「第11回クイーンズクライマックス」は30日、3日間にわたったトライアルが終了。31日に行われる優勝戦に出場するベスト6が出そろった。

 守屋美穂(33=岡山)はトライアル2走を2着2本で優勝戦進出は当確。ただ、悲願の女子ビッグタイトル獲得へ向けて重要なファクターとなる最終戦の枠番抽選で、まさかの緑玉(6枠)。思わず天を仰いだ。

 しかし、一夜明けるとしっかりと気持ちを切り替えていた。ベストの状態でレースに臨むためにも試運転とペラ調整に汗を流す。

 そして、さまざまなセッティングを試す中でチルト0・5度という伸び仕様を選択した。本番レースはスリットで横一線となり大外枠には厳しい展開となったが、1M最内を差してバック勝負に持ち込むと、グイグイと追い上げて2番手の遠藤に迫る勢い。小回りで2Mを回って3着を確保した。これでトライアルを3位でクリア。優勝戦3号艇を手に入れた。

 舟足に関しても「伸び寄りのセッティングだったけど、出足も悪くなくて良かったと思う。優勝戦はチルトはマイナスに戻す。足はこの中でも上位。しっかり展開を突けるようにバランスを取っていければ…」と力強い手応えをつかんでいる。

 クイーンズクライマックスは5年連続6回目の優出。まだ栄冠には手が届いていないが、着実に前進しているという感触はある。「今年はGIをたくさん走らせてもらって、少しずつ成長できていると思ってる」。初のティアラ戴冠に向けて持っている力と技すべてを注ぐ。