ボートレース住之江のPGⅠ「クイーンズクライマックス」が28日に開幕する。賞金上位12選手が最終日31日の優勝戦6枠をかけて3日間にわたるトライアルを戦う。

 27日に行われた前検、細川裕子(41=愛知)は特訓を終えて「どうしてこんなに下がるのってくらい下がっていた」と肩を落とした。

 ただ、その後にペラ調整と試運転を繰り返すと「ペラを叩いたら反応もあって。最後の試運転では『おっ』という感じがあった。乗れる感じも出てきた。住之江は相性のいい水面。これなら悪くないと思う」と好感触をつかんだ。

「数字は悪くないけど今年はペラ調整がずっとしっくりこないまま。でも、ここに向けてはいい勉強ができたと思う。調整の引き出しは増えたんじゃないかな」という地道な積み重ねの成果が大一番を前に出た。

 モチベーションも高い。「主人の仕事の関係でプロの雀士の方と付き合いがあるんです。滝沢和典プロと食事をした時にこのレースに出ることを伝えたら『ぜひ着てください』と所属するKONAMI麻雀格闘倶楽部のパーカを贈ってくださった」。オープニングセレモニーでは、そのパーカを着て登場した。

 さらに「吉田直プロが『自分がタイトル取ったら食事をしましょう』と言ってくれて実際に鳳凰位を勝った。今度はこっちが結果で応えないと。Mリーグのためにも頑張ります」と意気込む。

 当地は通算2V。近況も4節連続優出中と好相性だ。3年連続5回目の出場というQC常連が勝負師たちのエールを胸に悲願のビッグタイトル奪取を狙う。