平塚競輪場で12月28~30日に開催される「KEIRINグランプリ2022」シリーズの共同記者会見が20日、都内で行われた。30日に優勝賞金1億2380万円をかけて争われる「KEIRINグランプリ2022」の車番、および並びがこの会見で明らかになった。

 今年1年間、1番車を務めてきた古性優作(31=大阪)がグランプリでも白のユニフォームを着ることになった。昨年は単騎でまくってVを飾ったが「今年は頼もしい味方がいる」と脇本雄太(33=福井)を目標にする。「合宿をしたりして状態は上がっている」と調整もバッチリで連覇へ視界良好だ。

 脇本はケガの回復具合が気になるところだが「戦える状態」と自己ジャッジ。「しっかり古性君とワンツーできるように頑張りたい」と意気込む。

 北日本4車は新山響平(29=青森)―新田祐大(36=福島)―守沢太志(37=秋田)―佐藤慎太郎(46=福島)の順で並ぶことがそれぞれの口から明かされた。先導役の新山は「競輪祭はラインのおかげで取れた。グランプリは初出場ですし〝しんざんもの〟なので北の先頭で自分の走りを!」とすでに気合パンパン。

 新田は5月のアクシデントで大ケガを負い「今年はグランプリを若干諦めていた」ようだが、10月の寬仁親王牌を制してグランドスラマーの仲間入りを果たし、同時にこの舞台に帰ってきた。「7番車ですし『7冠』を達成できるように」と史上初のグランドスラム&GP制覇に意欲を見せた。

 そして前後が注目された追い込み勢は、守沢が3番手で重責を担う。「去年(12月の広島記念に出走し鎖骨を骨折)の反省を生かして今年は走らずに(笑い)。4人のアドバンテージを生かせるように、3番手で自分の仕事をします」と気を引き締める。

 4番手を固める佐藤は今年後半、落車禍で調子を落としていたが「トレーニングは順調。競輪祭が60(%)だとしたら90以上まできている」と自信ありげ。また8番車について聞かれると「ピンクは似合っていると思うので」と言ってひと笑い取った。

 地元の郡司浩平(32=神奈川)は単騎を選択、「最近は平塚バンクに入って良い練習ができているしここまで良い感じ。2番車は去年と一緒。なるべく内枠がほしかったので満足しています。判断力なんかは自信があるので、流れの中で動いていきたい」と語った。

 松浦悠士(32=広島)は初めて単騎でグランプリを走ることになる。「広島記念はあまりいい動きができなかった。(本番までに)いい状態に持っていきたい。黄色は好きだし5番車はうれしい」。判断良く動いて「今年の目標」でもある賞金王へ突き進むか。

 平原康多(40=埼玉)も「関東が1人になっちゃったので」と今年は単騎戦。「選考順位が9番目だし6番車かなって思っていました」。例年よりプレッシャーが軽減されそうだが、多くのファンが平原のGP制覇の瞬間を待ち望んでいる。