広島競輪GⅢ「開設70周年記念 ひろしまピースカップ」は最終日の18日、12Rで決勝戦が行われ、松浦悠士(32=広島)が連覇を達成した。GⅢは通算18回目の優勝。

「うれしいですね」という第一声とは裏腹に道のりは険しかった。初日は後続3車が落車し、自身にも違和感を感じた。「勝ちたい気持ちが強すぎて、わけわからないレースをしてしまった」と振り返る。

 その最悪のスタートから徐々に立て直した。決勝は最後まで連係を迷った同期同学年の原田研太朗の仕掛けに乗る形で踏み込み、坂井洋の強襲もしのいだ。「研太朗に付けたい気持ちもあった。でも、グランプリ(30日、平塚)ではしっかり自分で位置を取るレースをしないといけない」。大一番を前に、自らレースを組み立てて勝ち切ったことは大きい。

 広島競輪場は来年2月から改修工事に入る。「ここを走るのは3年後だと思うが、もっと強くなってチャンピオンユニホームを着て走れるように精進します」とファンに約束。この優勝でグランプリにも弾みがついた。年末決戦では輪界の頂点をつかみ取る。