ボートレース大村のSG「第37回グランプリ」は14日、2日目が行われた。

 2日間のトライアル1stが終了し、3日目(15日)からはトライアル2ndがスタート。1st上位6選手と1stを免除された賞金上位6選手の12人が最終日の優勝戦6枠をめぐって激しい戦いを繰り広げる。

 賞金6位の菊地孝平(44=静岡)は初陣を前に「自分の中では順調です」とキッパリと言い切った。2ndスタートの最大のアドバンテージである準備期間をどう生かすかはそれぞれの選手次第。菊地の3日間は冷静な機力分析と明確なビジョンに基づいて進められた。

「伸びについては一緒くらいかな、と。自分が比較できた中では、山口剛選手とは少しだけ差はあるけど行かれる人はいない。であれば水面もぽちゃついているし、ゴチャゴチャしてもしっかり回れるようにしようと。グランプリではそこが大事だと思う。ターン回り、乗り心地、押し感があって、これでペラのベースは定まった。思い切ってレースをできる仕上がりです」と晴れやかな表情で調整過程を説明した。

 自身の代名詞であるスタートについても、ベテランらしく着々と態勢を整えている。

「とにかく臨機応変に行けるようにしないといけない。深いところからダッシュまで、ある程度いいイメージはできてきた。あとはそれを煮詰める段階だと思う」とこちらも〝微調整〟の域に入った。

「自分を追い込み過ぎてダメだった」と振り返ったダービーとは別人のようなリラックスムード。これが効率的な準備につながっている。初戦を前に何度も繰り返した「自分のターン」という言葉。持ち味を全て発揮するつもりだ。