今年7月の世界陸上選手権で女子フィールド種目史上初の銅メダルを獲得した、やり投げの北口榛花(はるか)選手(24=JAL)が、タレントの石原良純、高畑淳子と今年度の「ゆうもあ大賞」を受賞。7日夕、都内での表彰式に出席した。
1959年から続く歴史あるこの賞は、〝ユーモア〟でその1年貢献し、世間に明るい話題を提供した人に贈られる。「天真爛漫でいつも全力のパフォーマンスは、私たちを魅了し、幸せな気持ちにしてくれます」というのが授賞理由。北口は、記念品に純金製の耳かきをもらい「金メダルより先に金をいただいて大丈夫かなぁ」と心配し、一方では「いつもテレビで見ている方々と同じ場に立たせていただいて、すごくうれしい」と喜んだ。
式後の囲み取材でも、サッカーW杯での日本代表の活躍について聞かれ、報道陣を笑わせた。
「実は自分のトレーニングも始まっていることもあって、なかなか時間帯的に見れないことも多かったんですけど、1試合目(ドイツ戦)は前半しか見れなくて、もう体力の限界がきてしまってその後寝てしまって…。2試合目(コスタリカ戦)は全部見たんですけど、どちらも日本が点を取ってるシーンは一切見れなくて、点を入れられてるところしか見ることができなかったので、3戦目はもう、願掛けとかが結構好きで、願掛けで〝自分が見たら負けちゃったり点を入れられちゃうな〟っていうふうに思って、3戦目からはあまり見ないようにしてました。(中略)スペイン戦は見ないで、見たら負けちゃったらイヤなので」
リポーターから「北口さんが見なかったから勝ったんですね」と振られると「それもちょっと寂しいですけど…」と顔を曇らせた。「ま、でも応援する気持ちはあったんですけど、ちょっとそういうのが続いてしまったので〝見ないほうがいいかな〟と思って…」。朝起きて、「3戦目、勝ったかな?」と結果を知ったときはうれしかったそう。
そして決勝トーナメント初戦のクロアチア戦。「見ちゃった?」とリポーターが振り、北口が「決勝リーグは…はい、見ちゃいました」と小声で言うと、一同大爆笑。「いや、でも初めて点数が入ったとこ見れて、すごく興奮しましたし、すごく応援してたんですけど、見ちゃったんです…。はい、スイマセン」と最後まで申し訳なさそうだった。
北口は、投げたら一瞬で終わり、試合中は休める時間がたくさんあるやり投げと、90分間ずっと走り続けるサッカーを比較し「(サッカーは)あんまり見たことなかったんですけど、驚きましたし、すごく自分も頑張らなきゃいけないなっていうふうに思いました」と森保ジャパンを称えた。













