ボクシング元世界チャンピオンの竹原慎二が元K-1王者に苦言を呈した。

 その相手は先日、アントニオ猪木さんの追悼大会「INOKI BOM-BA-YE×巌流島」(12月28日、東京・両国国技館)への参戦を表明したK-1WORLD GPスーパーウェルター級元王者・木村〝フィリップ〟ミノルだ。

 木村は先月21日にK-1との契約を満了し、ボクシングへの転向を表明。同25日の会見で「猪木さんの名前を広めたのは異種格闘技戦だと思っているので、僕も異種格闘技戦をやりたい。できればRIZINの選手と戦いたいです」と明かし、格闘家・萩原京平との対戦を熱望した。

 これに竹原は3日、自身のユーチューブチャンネルを更新。竹原は「K-1との契約があるんで、それが終わるまではちょっと…ということでうちのジムに練習来てたんだけど、分かんない。分からん、あいつ! ちょっと八方美人すぎなんだよね!」と、木村から「INOKI BOM-BA-YE」参戦のことは全く聞かされていなかったことを明かした。

 竹原は「うちのジムではさ、K-1との契約切れたら、竹原さんのところからデビューしたいんですけどって言って、違うところ行ったらまた違うこと言ってるわけじゃん」と不快感あらわ。

「で、今回何の相談もなく、谷川(貞治)さんとBON-BA-YEの企画をやるわけでしょ。ただ、本人が決めたわけだから仕方ないんだけど、相談くらいあってもいいんだよね。『ボクシングで成功したいんだ。だから竹原さんのジム行っていいですか?』っていうので来てるんだから。だったら相談くらいあればね、と」と力説した。

 竹原いわく「最近のミノルはちょっと何かおかしい」。竹原とは別のユーチューブチャンネルで行われたスパーリング企画でも、ボクシングルールから一方的に〝何でもアリ〟のルール変更したり、相手に対して敬意が感じられない場面があったという。

 竹原は「スポーツマンとしてダメだよね。この間ミノルがジムに来た時に『おまえ、あれはやりすぎだぞ』って言った。(木村は)『あい』って言っていたけど…」と明かす。

 その上で木村に対して「今度は谷川さんと組んでね。まぁ、彼も生活かかっているから、それでお金入るんなら仕方ないけど…ひと言くらい相談しろよ! そういう八方美人で調子の良いことやってたら誰にも相手にされないぞ。ちょっとショックです」と訴えた。

 木村は先月29日に公開された猪木さんの公式ユーチューブチャンネル「最後の闘魂チャンネル」で、電撃参戦の動機について「考え抜いた結果、今しかないなということで出場するに至りました」と説明。猪木さんの第2の故郷であるブラジルで生まれ、3歳で来日しただけに「身近な存在というか、日系ブラジル人の中でのスターというか。戦う魂は受け継いでいるつもりです」と、かねて敬意を抱いていたことを明かしている。