松阪競輪のS級シリーズは17日に初日を開催した。メインの特選12Rは高久保雄介(35=京都)がまくりで白星発進を決めた。予選10Rでは土生敦弘(23=大阪)が11秒フラットのまくりで他派を粉砕し、機動力をアピールした。

 土生は直近4か月のバックが20本と積極的に仕掛けている。しかし、初日の予選は同期の鈴木涼介(25=福島)が駆けて、5番手でまくりに構えた。「もっと早く行けたら良かったですね。(先行しようとして)鈴木さんに合わされたことがあって…。8月の名古屋だったと思います。ダッシュがあるイメージなので」と慎重になった訳を明かした。

 脚をためて放ったまくりはスピード抜群だった。先まくりの小林令(26=山梨)を楽々とのみ込んだ。「小林さんが仕掛けて余計に行きやすくなりました。踏み出しとかも悪くなったです」。ラインで決められたこともあって上機嫌で話した。

 今節はGⅠ寛仁親王牌(前橋・20日開幕)が直後にあってメンバーが手薄。スピードは筆頭と言っていい。「松阪は走りやすくて好きなバンク。今回も結果を残したいです」。準決突破はノルマ。能力を出し切ってS級初優勝につなげる。