フロイド・メイウェザー(45)への〝花束投げ捨て〟騒動で、大炎上している「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)と元俳優の高岡蒼佑(40)が緊急対談した。日本で最も叩かれている男に、かつて芸能界の爆弾男として辛酸をなめた高岡が斬り込み、謝罪直後の奥野氏の〝本音〟を引き出した。 

 異色のコラボは花束騒動で日本中からフルボッコになっていた奥野氏に高岡がインスタグラムで「今回のことをきっかけに奥野さんがどういう人なのかを知ることはマイナスにはならない」と寄せたのがきっかけだ。

 高岡は騒動前から、奥野氏のさまざまな主張をSNSに引用。それを知っていた奥野氏は初対面ながらも「男気のある、まっすぐな人がいるとお見受けしていた」とすぐさま意気投合。ウソ偽りない本音トークが繰り広げられた。

 奥野氏は29日に人気ユーチューバー・ヒカルの番組に出演し、「私のやった行為があの場に適切ではなかった。謝罪をさせていただきたい」と花束騒動で頭を下げていたが改めて、行動に出た真意を高岡に明かした。

 メイウェザーは2018年の大みそかに那須川天心との試合当日に富士山登山を希望したり、試合直前に天心のバンテージを巻き直させ、アップさせないなどやりたい放題。体重差やルール問題も含めて、何も言えない天心に同情した奥野氏は「ものすごい憤りを感じていた」と思いをため込んでいたという。

 メイウェザーが過去に内縁の妻への暴行罪で逮捕された過去を挙げ、「(花束騒動で)RIZINの榊原さんが『品行下劣な男をリングにあげてしまった』と言っていたが、女性に手を出すことも含めて、本当に品行下劣なのは誰なのか。ピュアに選手たちを守りたい気持ちと礼節を重んじる日本で何でも好き勝手して言い訳じゃないということを示すために花束をあえて落とし、無言の抵抗をした」と吐露した。

 これに高岡は「花束を落とすことが良いことではないことは、子どもだって分かる。なんでそうなったのか。もっと伝えないといけないことがある」と表面だけを見て叩くのではなく、背景について思いを巡らせるべきと返した。

 奥野氏の花束投げ捨てシーンは、日本のみならず世界中に拡散された。アメリカのニュース番組でも報じられたことに奥野氏は「僕も客観的に自分を見て、この風貌で3~5秒の花束を投げ捨てるシーンに『#日本の恥』となったら、称賛してくれる人は誰もいない。お化け屋敷と同じで全容を知れば怖くなくなるので、時間をかけて、少しずつでいいので、理解してもらいたい」と高岡とのコラボを皮切りに説明する機会を設けていきたいという。

 過去に炎上騒動を経験している高岡が「今回のことを悪い、悪くないと言うのは各々の自由だが、本筋はそこじゃない。違うところを見ようよ、というのが個人的な思い」と話せば、奥野氏は「日本中から叩かれているが、サングラスを取ったらかわいいお目目で、笑顔ですよ」と笑わせた。

 2人は日本を取り巻く政治状況や世界情勢についても意見をかわし、危機感を共有した。奥野氏は「(高岡は)まっすぐな人だから、NetflixやHuluに出てもらいたい」と俳優業の復帰を促す場面もあった。2人の対談は、ユーチューブチャンネル「Sosuke Takaoka」で10月1日に配信される。

☆おくの・たかし 1974年4月8日生まれ、高知県出身。会社経営者で、銀座の高級会員制サロン「銀座一徳」オーナー。今年7月の参院選で「ごぼうの党」党首として立候補。ヒカルや俳優の山田孝之、三浦翔平、ONE OK ROCKのTakaらが賛同し、朝倉未来が党スポーツアドバイザーに就任。選挙第一声にはピーター・アーツとボブ・サップを従えての若者政策を訴え、謎の政党として話題を集めた。

☆たかおか・そうすけ 1982年2月8日生まれ、東京出身。99年にテレビドラマ「天国のKiss」で俳優デビューし、映画「パッチギ!」「クローズZERO」、ドラマ「ROOKIES」など数多くの作品で脚光を浴びる。2007年に女優の宮﨑あおいと結婚。11年にフジテレビの「韓流偏重」を訴え、騒動に発展。同年、宮﨑と離婚。20年に俳優業引退を表明し、今年6月に格闘技デビューした。