競輪界を長くけん引し、ファンに愛された村上義弘(48=京都)が29日、日本競輪選手会を通じて引退を発表した。グランプリ2勝、GⅠ6勝などの実績に加え、すべてのレースで全力を出し切るスタイルで多くのファンを魅了してきた。村上のコメントは以下の通り。
「14歳のころから競輪選手を夢見て自転車に乗り始め、引退を決めた今日まで、只々必死にペダルを踏み続けてきました。私にとって、これまでの人生の記憶の大半が競輪であり、これから競輪を走らなくなるという生活が、どんなものになるのかは分かりませんが、自分の人生を救ってくれたと感じている競輪を、これからも心の中でしっかりと応援し続けていきたいと思います。最後になりましたが、ともに戦ってきた競輪選手たち、関係者のみなさま。そして、ずっと村上義弘を応援して支え続けてくれた全国の競輪ファンのみなさまに心からの感謝の気持ちを送りたいと思います。長い間、お世話になりました。ありがとうございました」
1994年4月に小倉競輪場でデビューし、通算2236走、655勝。9月24~27日に開催された地元の向日町競輪の開設記念を欠場しており、12日の松阪競輪最終日の1着のレースがラストランとなった。









