名古屋競輪GⅡ「第38回共同通信社杯」は18日に3日目を開催した。荒井崇博(44=佐賀)が6R選抜を制し、1999年デビューから24年目にして通算500勝を達成した。

「400勝のときはケガもあって一番苦しいときだったけど400~500にかけてはすんなりでしたね」

 最近は歯に衣着せぬ豪快なコメントがファンの心に刺さり、温かい声援を受ける機会が増えた。

 だが、そんな新規ファンたちの声に戸惑っているという。「オレってアンチ側で20何年やってきたのにね。反骨心だけで戦ってきたし、熱い応援とかなかなか浴びてこなかったので、すげえ違和感があるんですよ」と複雑な胸中を明かしてテレ笑いした。

 会見を終えると、突如として来年、2023年に長崎県に移籍することを明かした。

「(師匠の)原司さんにはデビューしたときから『どっかのタイミングで移籍しますよ』と言っていたんです。でもタイミングって来るものじゃなくて自分でつくるものでしょ。500勝ってまさにタイミングだった。だいぶ長いこと佐賀にいるし、ここでした」

 そうは言っても、生まれも育ちも長崎で現在も長崎に住居を構えているだけに、登録上の変更だけで生活そのものや今後の身の振り方に影響することはない。

 正式な日程は「来年の1月後半か2月ぐらいかな」とのこと。現在は年末のKEIRINグランプリ出場とS級S班を目指し一戦ごとに勝負をしている身。大きな土産を手にして地元移籍といきたいところだ。