東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダルの入江聖奈(21=日体大)が、人生で達成したい〝新たな夢〟を打ち明けた。

 29日は日体大世田谷キャンパスで今年度のアスレティックデパートメント強化指定選手認定式に出席。大学1年から4年連続で強化指定選手となった入江は「金銭面の支援が本当にありがたい。あとはボクシング部ではなく、個人に特化したトレーニングのプログラムを受けられるのでうれしい」と感謝を述べた。

 かねて大学卒業とともに競技を引退することを明言しており、今後は大学院で大好きなカエルについて研究することを希望している。以前、研究室を訪問した際には「(金メダルは)関係ないからねと言われて(笑い)。勉強しないといけないなと思ったので、ちゃんと切り替えて勉強できています」と、横一線の〝選考レース〟に励んでいるようだ。

 将来的には「カエルの生態や行動のメカニズムみたいなものを解明してカエルの保全につながるような研究を世に出せたら。まずは修士課程を経験して博士に進んで研究者になるのか現場で働くのか決めたい」との夢を描いている。

 一方で、意外な目標も…。「死ぬまでにバンジージャンプがしたいんです。ちょっと人生をかけるのとは違うんですけど、絶対にやりたくて。(場所は)決まってないんですけど、やるからには日本一の場所でやりたい」と語った。ちなみに〝日本一高いバンジージャンプ〟は岐阜・新旅足橋の高さ215メートルを誇る「岐阜バンジー」とされている。

 現役生活のピリオドが近づく入江は来月の関東大学女子トーナメント、11月の全日本選手権かアジア選手権の2大会に出場予定。「やるからには1位しか目指さない。誰にも負けないように引退まで突っ走りたいと思います」と無敗で完走することを誓った。