過去のわいせつ行為の報道を受けてTBS系情報番組「THE TIME,」の金曜MCを降板した俳優の香川照之が2日、同番組で収録映像による緊急謝罪を行った。

 沈痛な面持ちで一礼した香川は「私に関して報道されております件で、大変な騒ぎを起こし、多大なるご迷惑をおかけしておりますこと、重ね重ね、お詫び申し上げます。本当に申し訳ございません」と切りだし、深々と頭を下げた。

 香川は8月26日の放送でも週刊誌報道を受けて生謝罪したが、自身の行為や被害者への直接的な言及はなかった。今週、週刊誌が新たな情報を掲載。この日は「今回の件の報道にあります当事者の方々はもちろん、私の今までの人生、すべてに関わってこられた方々の中で、私が不快な思いをさせてしまった方々に対して、その方々すべてにお詫び申し上げます…すいません」と「当事者」の存在に触れた。

 降板に関しては、情報番組の司会は「自分の言葉、生の言葉」などを通して情報を伝えていく仕事だと前置き。「今の私の生の声は、その意味では説得性がありません。様ざまな不信感や不快感を視聴者の皆さまに与えてしまうと思います」。そのため、「司会として出演させていただくことはふさわしくないと判断いたしました。今後、出演をしないという決意をいたしました」と語った。

 約3分50秒の映像で5回頭を下げた香川。緊急出演で香川の代役を務めた総合司会の安住紳一郎アナウンサーによると、映像は1日昼過ぎに撮影された。不祥事で番組を降りる出演者が、自らの口で謝罪するのは異例のこと。来週から金曜は江藤愛、杉山真也、宇賀神メグのアナ3人が進行させる。