10年ぶりの〝再戦〟だ。大相撲名古屋場所14日目(23日、愛知県体育館)、幕内阿武咲(26=阿武松)が新入幕の錦富士(26=伊勢ヶ浜)を寄り切って9勝目(5敗)。2桁白星に望みをつないだ取組後は「立ち合い(相手が)どうやって来るんだろうと思って、その中でも落ち着いて取れました」と冷静に振り返った。
青森出身で同学年の2人は青森・三本木農高のチームメートだった。中学時代はライバルとして大会の決勝などで対戦する間柄だったが、錦富士によれば20~30回対戦して一度も勝ったことがなかったという。
その後は阿武咲が高校を中退し、ひと足先に角界入り。この日は約10年ぶりの一番が幕内土俵で実現した。
阿武咲は「(相手に)意識どうこうより純粋にうれしかったですね。お互いに切磋琢磨して青森を盛り上げていけたら」と語った。












