プロレスラーでタレントのゴージャス松野(61)が17日、肉体美を競う「ベストボディ・ジャパン」の仙台大会で行われたモデルジャパン部門レジェンドクラス(60歳以上)で見事に優勝した。

 松野は先月、パートナーで歌手の田代純子がANCA関連血管炎に伴う急速進行性糸球体腎炎を発症したため、自身がドナーとなり生体腎移植手術を受けると発表。手術は8月末から9月上旬に行われる予定で、松野にとって術前最後のコンテストとなった。

 エントリーは自身を含めて2人だったが、唯一のライバルは強敵だった。さらに松野自身も「いい状態で腎臓を移植したかった」と4月からタンパク質を多く摂取することをやめたため、3か月で体重は3キロも落ちてしまった。

「自分の心の弱さがあり動揺しましたが、自分に負けちゃいけないという思いを強く持ち、何とか勝つことができました。移植を控えて最後の大会だったんで、あんまり意識をしたらいけないなと思いつつ、心に思うところあって臨んだ大会でしたので、1位になって今まで感じなかった感動、ホッとした気持ちです。これでいい状態で移植に臨めるなと」

「正々堂々と頑張ってきて!」と送り出した田代に優勝を報告すると、「心からおめでとう、という言葉が来ました。ダメだったとなると彼女も心にくるものがあったと思うので、優勝できて本当によかったです」

 この勝利で11月23日に両国国技館で開催される日本大会(ベストボディ・ジャパン10周年記念大会)のチケットをつかみ取った。途中に手術があるため厳しい戦いになりそうだが「手術が終わって1か月は筋トレとかはできないと思うのですが、1か月だと戻せるんじゃないかなと。傷痕は勲章みたいなものです。もちろん出る以上はグランプリを目指したいんですけど、まずは出ることを第一に頑張っていきたい」

 術後、田代に元気な姿を見せたい、見せなければならないという気持ちでいっぱいだ。「彼女は、私の健康な体にメスを入れることを悩んだみたいですから、それを吹き飛ばしてやらなければなりません。私が頑張っていると、彼女の励みになって気持ちもプラスになりますから」

 まずは地方大会で優勝という結果を残し、手術に臨む。