山陽オートの小林啓二杯GⅡ「第3回山陽王座チャレンジカップ」は15日、2日目を開催し二次予選が争われた。最高走路温度58度を記録し、熱走路に重H勢は大苦戦を強いられた。

 並み居る強豪を抑え、初日からただ一人連勝を飾ったのは地元の女子レーサー・松尾彩(33=山陽)。11Rで2車並びのゼロHインコースからスタートで先手を取ると、軽快に逃げ切って見せた。「スタートはしっかり切れました。跳ねも初日よりマシになっていたし、エンジンさまさまです」と愛車に熱い視線を送っていた。

 連勝が期待された外来の雄・鈴木圭一郎(27=浜松)は、最終12Rに登場。レース道中に展開のアヤで番手を大きく下げたが、そこから猛然と追い上げて2着でゴール。「シリンダー、ピストン、リングを替えて動きは試走からすごく良かった。だいぶいいですよ」と手応えが出てきた様子で、気配は確実に上向いていた。

 また、2日目オープニングの1Rでは、浜松の大ベテラン・鈴木章夫が4車並びのゼロHからトップスタートを決めて主導権を握ると、後続の攻めを許さず押し切り勝ちに成功。75歳327日の勝利を収め、自身の持つ公営競技「最年長勝利記録」と「グレードレース最年長勝利記録」を更新した。「スタートが切れたし、車も乗りやすかった」と笑顔を見せた。