大相撲秋場所(11日初日、東京・両国国技館)を控えた6日、大関正代(30=時津風)が東京・墨田区の部屋で稽古を行い、幕下以下の力士を相手に相撲を13番取って調整した。

 先月下旬には右足親指の巻き爪で相撲を取らない日もあったが「もう大丈夫です。稽古もできてるので。最初は指に力を入れるのが怖かったけど、今では腫れもなくなってきて痛みもないので、いつも通り取れている」と現状を説明。「体は動いてるほうじゃないですか。何とか場所初日までに、ちゃんとできるようにしたい」と5日後に迫った本番に照準を合わせた。

 一昨年の秋場所では13勝2敗で初優勝を果たし、大関昇進を決めた。正代は「季節的には取りやすい季節だと思いますけど、力士全員そうなので。たまたま2年前9月に優勝してるってだけかもしれない」と冷静に自己分析。直近3場所では、いずれも初日から3連敗しているだけに「先場所は初日から連敗してもったいなかった。初日から優勝争いを引っ張っていけるようにしたい。どの力士にもチャンスがあると思うので、ちゃんと上位陣が引っ張っていかないといけないですね」と意気込んだ。