小田原競輪GⅢ「開設73周年記念 北条早雲杯争奪戦」25日、初日を迎える。

 初日メインの特選12Rの守沢太志(37=秋田)は、西武園GⅠオールスターで決勝3着と好成績を収め、賞金ランキング順位を6位まで押し上げた(24日現在)。

 6月にあっせんが1か月止まったが、挽回したのはもちろんおつりまできたようなもの。

「自分でもここまで稼げるとは思わなかった。年末に向けて前進したし、あとはケガをせずに走り切ることが大事。本音はだいぶ気楽になりました(笑い)」

 年間の賞金獲得額上位者が選出される12月平塚「KEIRINグランプリ2022」の出場権をかけた争いは、かなりセーフティーゾーンに突入した。高みの見物とまではいかないが心には余裕ができた。

 だが、今シリーズには同10位の郡司浩平(31=神奈川)と同7位の清水裕友(27=山口)がおりまだまだ気が抜けない。

「今年の郡司はツイてないだけで脚は違いますから。どうせ(上位に)上がってくる。清水も中四国の若手が今、強いしその辺とうまく走ればあっという間に詰め寄られる。第一、あの2人は底力がありますからね。気をつけて1戦ずつ大事に走ります」と2人に警戒網を敷いた。

 特選12Rは北日本スジに目標がおらず単騎戦。「ここは目標もないのでどうしようもない。でもこういうときこそ自分で動いて何ができるか。南関勢は強力だけど、1回ぐらいは見せ場をつくれるよう、何らかのアクションは起こしたい」と総力戦を示唆した。