17日放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、ヒロイン暢子(黒島結菜)が勤めるレストランのオーナー房子(原田美枝子)と暢子の母・優子(仲間由紀恵)が約3分にわたって向き合うシーンがあり、視聴者に強い印象を残した。
優子は暢子の妹・歌子とともに沖縄から上京。暢子の雇い主であるイタリアンレストランを経営する房子にあいさつするため、店を訪れた。房子も沖縄出身で優子の亡夫賢三と親戚関係にあり、かつては東京で仕事をともにした賢三の死後、優子との子4人のうち1人を引き取ると経済的支援を申し出たが、優子に断られた経緯がある。
そんな〝因縁〟のある2人は、房子の執務室の応接セットで対面。カメラは冒頭、房子の斜め後ろから俯瞰気味に両者をとらえ、奥に座る優子の存在感を小さく見せる。その後は真横のカットをはさみながら、双方の顔アップの切り返し。顔アップで房子は単独で映っているのに対し、優子は房子の肩越しに撮られ、画面にはその後頭部が入り込む。だが、映り込んだ後頭部は徐々に小さくなり、優子の存在感が大きくなっていく印象を残した。
63歳の原田と42歳の仲間。トップ女優同士の〝対峙〟に、SNSには「美しい2人の競演を見ることができて、よかった」「最強だな。キレイすぎる」などと視聴者の反応が投稿された。他の出演作を思い出してなのか「泣けてきた」とのコメントもあった。
亡夫の件と引き取り辞退の件で引け目を感じていたような優子。対する房子も自らの非を明かして詫び、「人間は何度も同じ失敗を繰り返すんですね」と弱みもさらしてしまう。優子が〝クローズアップ〟されていくカメラワークは、そんな会話の流れを物語るかのようなもの。「同じ失敗を…」のセリフは「身につまされすぎ」などと視聴者の共感を呼んでいた。












