14日放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、上白石萌歌が演じるヒロインの妹・歌子が傷心する場面があり、ネット上で視聴者の同情を呼んだ。

 幼少時から発熱を繰り返し、地元沖縄の運送会社に就職後も休みがちだった歌子。退職を決め、職場であいさつすると拍手を受け、かねて歌子に好意的だった花城(細田善彦)からは花束を贈られた。「初めてです、花束とか」と喜んだのもつかの間、花城はなんと別の女性との職場結婚をツーショットで発表した。

 これまでの放送で、寝込む歌子を見舞った花城は、母・優子(仲間由紀恵)や長姉の良子(川口春奈)に「寂しくて」と歌子の不在を語り、「明日にも出社」を望む社長の意向を伝えた上で「待ってるから、焦らないでね」と伝言していた。

 そんな花城の言動から良子は、「会社に行ったら告白されるかも」「僕と結婚してくださいって…」などと色めき立つ。歌子も「フフフッ…」とまんざらでもなさそうだった。

 それが一転、他人との結婚を隣で知らされるハメに。歌手志望だった歌子の病床に花城が差し入れた「歌の雑誌」について、花城は「彼女のもので、もういらないっていうから」との内幕まで明かすKYぶりだった。

 ひそかに思いを寄せていた智は次姉のヒロイン・暢子(黒島結菜)に気があり、そして〝職場恋愛〟へのほのかな期待も水の泡。家族で自分だけ病弱で、進路も思い思いな兄・姉に比べ、歌手オーディションに落ちてしまう。「私だけ」と母に嘆く歌子に今回、プチ失恋はさらなる傷心の追い打ちとなった。

 SNSでは「歌子かわいそう」「不憫すぎてびっくり」と同情の声が寄せられ、花城には「いらないから(雑誌を)あげたって失礼」と非難も向けられた。

 姉の萌音も、ヒロインの一人を演じた前作朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、夫の戦死、生活苦、婚家とのあつれき、娘との離別など不幸が相次いだ。SNSでは「1年かけて姉妹を心配している気がする」との投稿もあった。