東京都内の高校に侵入し、女子高生の制服などを盗んだとして窃盗などの罪に問われ公判中の元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一被告(45)が7日、保釈金200万円を納め、警視庁城東署から保釈された。黒いスーツ姿の高橋被告は、報道陣の前で頭を90度近く下げ、「申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返した。

 午後2時半ごろ、城東署の入り口からゆっくりと高橋被告が現れた。立ち止まって深々と頭を下げると「このたびは誠に申し訳ございませんでした」と泣きそうな表情で謝罪。再び頭を下げた。

「被害者の皆様に心からおわび申し上げます」とさらに頭を下げる。「今回の件で裏切ってしまった多くの方にもおわびしたい」と4回目となる謝罪をした。

 報道陣から「どうしてこんなことをしてしまったのか」と声が掛けられると、車に乗ろうとしていた高橋被告は足を止め「自分が愚かだったからです」。続いて「(元)相方の今野浩喜さんに一言あれば」と問われると、「私の方から言えることはありません」とだけ話し、関係者の運転する車で去っていった。

 約20年間にわたり600点もの制服などを盗んだ行為は、歯止めが利かない下着泥棒と同じ性依存症だと思われる。

 ある制服マニアは「盗むこと自体にスリルを感じる万引き的な心理ではなく、集めること、集めた物に性的興奮を感じる心の病です。下着泥棒は覚醒剤と同じと言われ、適切な治療を受けないと治らないため再犯の可能性は高い。ばれない状況があると、またやりたいと思ってしまうのです」と指摘する。

 高橋被告の逮捕を受けキンコメはすでに解散。高橋被告自身は事務所から契約を解除された。事務所の先輩にはダブル不倫騒動の渦中にあるアンタッチャブル柴田英嗣(40)がいるが、高橋被告に騒動について話す余裕はなかったようだ。