これならわかりやすい? NHKから自国民を守る党の立花孝志党首(53)は29日、定例会見で党名を再び変更する方針を明かした。新党名は「NHK受信料を支払わない方法を教える党」(略称・NHK党)だ。

 同党は昨年、「NHKから国民を守る党」から「ゴルフ党」への党名変更プランをぶち上げ、その後「民主党」を経て、最終的に「NHKから自国民を守る党」で、正式変更。略称「自民党」は却下されたが「NHK」は許可されていた。

 ただ、メディアでの略称は、従来通りの「N国」や「N国党」のまま。「NHK」は日本放送協会と区別がつかないためにほとんど使用されていなかった。党名変更は話題づくりとともにNHK受信料問題に取り組んでいる実績をアピールしたい狙いがあり、もっと有権者にダイレクトに活動を伝える新党名と略称を模索していた中、原点である受信料支払いにフォーカスした形だ。

 さらに略称を「NHK」から「NHK党」とすることで、メディアでN国やN国党が使われないように対策した。総務省への正式手続きを経て、来週中にも変更完了となる予定だ。

 立花氏は「新党名に関してはモメることはない」としながらも来年の参院選へ向けては「NHK集金人が来たら内緒で録音する党」「NHKの弁護士法72条違反を追及する党」「NHKのスクランブルを実現する党」とその時の状況に合わせて、党名変更を繰り返し行っていくという。