2021年SGロード開幕戦となる「第56回クラシック」が23日、ボートレース福岡で熱戦の幕を開ける。今大会の焦点の1つは吉川元浩(48=兵庫)が前人未到の偉業、クラシック3連覇なるか、だ。

 一昨年の戸田大会、昨年の平和島大会とクラシック連覇中。また、福岡では2007年のグランプリを制し、現在はGⅠ「65周年記念」→SG「オールスター」→GⅠ「67周年記念」と記念レースを3連続V中(66周年記念はあっ旋なし)だ。「(福岡に)引っ越したいですね」と、ジョークを飛ばしたこともあるほどで、まさに〝福岡の鬼〟と言える。

 当然、峰竜太と並ぶV候補となるが「話題になると思うし、そこは目指しています。しっかり自分のエンジンを出すことだけを考えて、頑張りますよ」と重圧はない。史上初のクラシック3連覇と、福岡特別タイトル4連覇を狙う覚悟で乗り込んで来たという。

 エンジン抽選で引き当てたのは2連対率35%で近況やや下降気味の45号機。〝金棒〟とはいかなかったが「足併せでは少し伸びられたけど、特訓では下がることはなかったので、心配はしていない。前検は特になにもせず、もらったままで乗りました。初日にまた乗ってみて、しっかり調整をします」と、手応えは悪くなく、調整への自信ものぞかせた。

 ちなみに福岡との相性について聞くと「特別、水面が好きとか、調整しやすいということはないんですよ。だから『相性』としか言いようがないんですよね」と、〝愛されている〟理由は分かっていないという。それなら、黙って買い続けるのが得策だろう。