小田原競輪GIII「開設77周年記念、北条早雲杯争奪戦」は1日に開幕し、7月から当地所属となった東龍之介(36=神奈川)が4Rを制し、移籍後初の地元戦を1着で飾った。レース前にはファンから熱いエールを送られ「温かい声援に興奮しました。やってやるぞ、という気持ちにさせてもらいました」と満足げに話した。
地元での初戦に用意された目標は古巣の新鋭、野中龍之介。もちろん期するものはあった。その野中は赤板で前受けの谷口遼平を緩やかに切って先行。東も最終ホーム過ぎから別線の反撃に備えて大きく車間を空け、谷口のまくりを執拗なけん制で止め、最後はタテに踏んだ。「野中君がタレていたのはあったけど、もう少し何かやれることはあったはず。自分の持ち味として前を残したかった」と内容に反省も、野中が5着に残って2人で勝ち上がれたのは大きい。
今回の小田原への移籍には、いろんな思いがあった。「競輪ドリームじゃないけど大きな家に住みたかった」ことも動機の一つ。3人の小学生のパパとして住環境を考えただけでなく、ここからもうひと花咲かせるための「心機一転」という意味合いもあった。かねて「小田原のバンクで練習はさせてもらっていた」ことから、すんなり溶け込めているのもプラス要素だ。
2日目(2日)の二次予選は12Rで郡司浩平―嶋津拓弥の3番手を固める。地元のニューフェイスとして、しっかり準決切符をつかみ取るつもりだ。












