こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!
8月のオールスター競輪は犬伏湧也(31=徳島)選手が優勝し、SSに復帰することになりました。決勝は石原颯(26=香川)選手の番手で一時は連係が乱れましたが、石原選手のまくりを追い掛けてスピードをもらい、最後は自力に転じての優勝でした。
犬伏選手はもちろんですが、石原選手の強さもシリーズを通して際立っていました。決勝は真杉匠(27=栃木)選手の先行を大きく離れた6番手からホーム手前で仕掛けて行き、まくり切るのではというスピードで前団に迫りました。
石原選手は勝ち上がりでも連日積極的に先行しており、準決勝では鐘先行で清水裕友(31=山口)選手を振り切るなど先行力はS級トップレベルです。
また青森記念でも引き続き積極的な動きを見せており、準決勝では10秒台の上がりタイムを出して松浦悠士(35=広島)選手を振り切り、決勝でも地元の新山響平(32=青森)選手を叩いて3着に粘ったのが印象的でした。新山選手を叩いた姿は、競輪ファンにとっても強烈な記憶になったと思います。
石原選手は今年1月の地元高松記念(in小松島)でGⅢ初優勝をしています。その時は先行した犬伏選手を番手まくりしての優勝でした。オールスターはその逆の並びで犬伏選手が優勝となり、新しいコンビ誕生で新たな時代を感じます。
石原選手は2024年、25年とS級で年間最多勝を獲得など、着実に実力を積み重ねてきています。今後のGⅠでの犬伏選手との連係で、石原選手が優勝できる日も近いはずです。10月のGⅠ・寬仁親王牌は優勝候補として注目しています。
チャレンジでは129期のルーキーたちが各地で活躍していますが、8月の青森ミッド(8月24~26日)では、柳沼鼓太朗(24=福島)選手が気になりました。決勝進出は逃したものの、タテだけでなくヨコにも動ける自在性があるタイプの選手です。
準決勝でも別線に飛びつき、その前の伊東(16~18日)の準決勝でも飛びつくレースがありました。先行やまくりのレースを基本にしつつも、流れでヨコにも動けるので、経験を積めばオールラウンダーとして現代の競輪で活躍できそうな選手です。
青森の直後の西武園(8月31日~9月2日)では初優勝も達成しました。10月には地元のいわき平(10月21~23日)での開催も控えているのでチェックしてみてください。
☆おおた・りえ 1992年6月22日、東京都生まれ。東京大学大学院卒。ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞、同大会2020日本伝統文化賞受賞。












