前橋競輪ミッドナイトは20日に2日目を開催し、A級準決勝8Rでは関東ラインの3番手回りだったベテラン幸田光博(栃木=49)が2着に突っ込んで高配当を演出。3か月ぶりの決勝進出を決めた。

 前期の序盤は決勝進出の常連だった。実は「もうS級に戻っても厳しいし、そもそもS級点なんか取れるわけがない」という〝緩い〟気持ちでスタートした期だったが、好走の連発で点数が上昇。「ひょっとしたらS級点が取れるかも…」とわずかに希望を抱くようになった矢先に、痛恨の失格をしてしまいS級復帰は絶望的になった。「失格覚悟で攻めた結果だし、自分の中では〝しょうがない〟って納得していた。でも、。やっぱり気落ちがあったのかな…。もしかしたら(次男の)望夢(栃木=21)と親子S級の可能性もあったから。失格してからは、ずっと決勝に乗れなくなってしまったよ(苦笑)」

 今シリーズは「緊張した」という久々の予選スタートだったが、気迫の走りで予選、準決を突破。「やっぱり(親子S級の)チャンスがある以上は頑張ろうかなって。望夢はもっと苦労すると思ったけど、先行であそこまでやれているし。自分もできることをやってみます」

 大きな夢を持つ〝オヤジ〟が21日の決勝(9R・23時20分発走予定)でも存在感を示す。