◇竹下大樹(23)福岡支部121期

 2023年前期適用勝率は6・30。来年1月からのA1初昇格を決めた。「まずまずと言ったところです。6年目でA1は順調といえば順調と言えるけど、2021年後期にA2になった時に事故パンで2022年前期はB1に落ちたし…。でも、その時に、期末まで走れたのは経験としては良かったのかな」と振り返る。

「以前は、とにかく握ることを意識してたけど、それだけでは通用しないので臨機応変に走ることを意識しています」と柔軟なレーススタイルにモデルチェンジしたことが勝率アップにつながった。

 調整面も「ペラ調整はいい感じです。師匠の大野(芳顕)さんや藤丸(光一)さん、山一(鉄也)さんとかグループの先輩に恵まれて調整の幅が広がった。それぞれタイプがあるので勉強させてもらってます。大野さんは全部のレースを見てくれているので聞いたことは絶対に答えてくれる。ペラやエンジン出しがすごい方なので、大野さんについて良かった」と着実にレベルアップしている。

〝成長〟した要因はもうひとつある。「性格はメチャクチャ悪いですよ。相当、負けず嫌いですし(笑い)。デビュー当時は自分から全然、話しかけられなくて…。先輩からも生意気な感じに見られていたと思う。そういう風に見られがちだし損をしてた。バイトとか社会経験がゼロだったんで…」。人見知りな性格を修正したことがステップアップにつながった。

「休日はほぼ家でのんびりしています。趣味はないです。ボートに乗ってることが一番なんで、それ以外は何でもいい」と〝ボート一筋〟を貫く。

 A1に昇格したことで次の目標も定まった。

「キツイ番組を走ってボロボロになるとは思うけど、強くなってA1であり続けたい。今は優勝したいです。優出をいっぱい経験して1号艇で優勝戦に乗りたい。将来は記念の常連になってSGも出たいし、いずれは出るだけではなく取りたいという思いもあります。来年は(9月下関PGⅠ)ヤングダービーに出て活躍したいですね」。

 8月の三国でデビュー初優出。初Vに向けて全力疾走だ。