「竹内結子は弊社にとって、永遠にかけがえのない大切な所属女優であることに変わりありません」
この言葉にすべてが凝縮されていた。先月27日未明に自宅マンションで急死した女優の竹内結子さん(享年40)は、所属事務所「スターダストプロモーション」にとっても特別な存在だった。
先月30日に家族葬を終えると、所属事務所は冒頭のコメントを発表。「所属タレントや社員は未だ戸惑いの中にあり、この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思いであります」と、ショックの大きさをうかがわせた。
竹内さんは高校入学前の春休みに東京・原宿でスカウトされた。当時の彼女を知る人物は「派手な感じではなかった。通っていた埼玉の高校はギャルっぽい子が多かったが、彼女はどちらかというと地味。たしか学校の同級生と付き合っていたと思う」と明かす。
見た目は地味でも〝原石〟。清純派女優としてデビューしたが、同性からも支持される稀有な存在となった。
その際、一同に声を揃えるのが竹内さんの「芯の強さ」だ。芸能プロ関係者は「嫌なことはハッキリと嫌というタイプだった。気が強いというか、自分の価値観を大事にしていた」と明かす。
他方で繊細な一面も持ち合わせており、周囲はガラス細工を扱うように接した時期もあったという。前出関係者の話。
「撮影現場でスタッフや演者だけになると、急に自分の殻に閉じこもるようなところがあった。近寄り難いオーラを出し、一点を見つめていたこともある。まだ若手だった彼女の現場に事務所幹部がやって来て、付きっきりでケアしていたので驚いた」
不安を感じた竹内さんが夜な夜な事務所幹部の電話を鳴らし、悩みを吐き出すこともあったという。
こうしてトップ女優として羽ばたいていった竹内さん。事務所と二人三脚、試行錯誤がなければ、ここまでの存在にはなっていなかっただろう。竹内さんは一介の女優ではなく、事務所の象徴だった――。












