元欅坂46の今泉佑唯が、18日深夜放送の「哀愁のど自慢 泣かないで…」(フジテレビ)出演し、育児や芸能活動再開への思いを涙ながらに語った。

 昨年第1子を出産した今泉は司会の尾上松也から育児について問われると「すごく楽しいです。大変より楽しいが勝つので」と話した。

 出産などのため活動を1年休止していた今泉は「信じていた人が信用できなくなったり…」と話し始めると、声を震わせ「事実じゃないことが事実のように広まっちゃって。なんかすごくつらいなと感じることが多かった1年だった」と振り返った。

 昨年に主演舞台「修羅雪姫」で復帰したことには「うれしさというより怖かったなという印象が強くて。『もう顔とか見たくない』と言われることが多かったり。復帰したいと思っても復帰することが難しいと言わることが多かったので」と複雑な心情を吐露した。

 稽古場でも共演者やスタッフの顔を見るのも怖かったという。「この稽古場にいていいのかと常に怖かったです」と悩みながら1か月弱の稽古に臨んだ。

 そんな今泉を救ったのが共演者の言葉だった。「戻ってこれると思ってなかったのですごく幸せな時間でした。『子供が大きくなって、この舞台の主演として復帰したということを知ったらすごくうれしいと思うから自信をもってね』と言ってくださった方がいて。その言葉を聞いて子供のために頑張らないとなって思いました。子供の笑顔が見たいのでくよくよしてられない」と決意を語った。