女優の広末涼子(41)が〝ママタレント〟として改めて存在感を高めている。広末は波乱万丈の芸能人生を経て、いまや3人の子供を育てる母として精力的に活動中。プライベートでも、芸能人ぶることはまったくなく、懸命な姿が多くのママたちにも好感を持たれているという。

 広末はデビュー時から国民的アイドルとしていきなり大ブレーク。順風満帆な芸能生活に思えたが、むしろ本人は「大きなストレスを抱えて、仕事に嫌気をさしていた」(芸能関係者)と仕事に前向きになれず悩む日々もあったという。一時は俳優やタレントと浮名を流し、破天荒な行動が報道されることもあった。その後、結婚、出産を経て、広末は変わった。2015年の第3子妊娠時には、「家族との時間を優先したい」との意向も伝わり、芸能界引退説も浮上したほどだった。

 しかし、ここにきて精力的に仕事に取り組んでいる。女性誌やテレビのバラエティー番組で「ママぶり」を告白する姿が評判となっている。

「何よりも女優でありながら、飾ることなく、ありのままに子育ての悩みを告白する姿が女性から支持されています。長男からは『ウザい!』と言われたり、家庭時間のやりくりに悩んだ過去も明かしている。これには昔からのファンばかりか、ママ層からの支持も広がっています」(テレビ局関係者)

 また忙しい日々でもこんな姿がキャッチされていた。

「子供の教育にはとりわけ熱心で、時間が許す限り、習い事の送り迎えも欠かさないとか。挨拶も欠かさず『きれいすぎるママ』として評判らしいです」(女性誌関係者)

 何より広末の「武器」はママタレントにとどまらず、本業としての女優業もしっかりこなしていることにある。演技力の高さには以前から定評があったが、2022年には出演作品「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」、「あちらにいる鬼」が続々、公開予定。

「映画を支える名わき役のポジションとして欠かせない存在となっている」(映画関係者)

 かつてはその人気から「広末無双」ともいわれたが、時を経て円熟味を増した。今後も露出が増えそうだ。