ボートレース三国のプレミアムGⅠ「第23回マスターズチャンピオン」は22日、予選4日目が終了。23日の5日目に行われる準優勝戦に出場するベスト18が決定した。

 準優勝戦の絶好枠は予選トップ通過を果たした地元・今垣光太郎(52=福井)、2位の上平真二(48=広島)、3位の田中信一郎(49=大阪)がそれぞれ手にしたが、波乱の使者として注目したいのは、準優12Rに4号艇で登場する浜野谷憲吾(48=東京)だ。

 マスターズCは4年連続4回目の出場。初出場時には「そりゃあ緊張しますよ」と小さくなっていたものだが、4年目となればすっかり慣れたようで、水面でも陸の上でも本領を発揮している。

 予選ラストの4日目7Rは6号艇でも大敗が許されない一戦。レースはダッシュ6コースから1M最内を差してバック6番手となるが、1周2マークの小回りターンで花田和明を捉えて5番手に浮上すると、3周2マークでも山地正樹の懐に飛び込むを切れ味鋭い差しを決めて4番手に浮上。4着とはいえ、浜野谷らしい豪快なレースぶりで見事に予選を突破した。

 レース後は「足はまずまずだね。全速で行けば出て行くような感じはするけどね。まあ、行かないけど。今のも1回放ったしね。自信持って行けるのは1号艇の時だけかな」と軽妙なトーク。準優に向けても「回った後の感じは悪くないので、後手に回るのを想定して回転を上げ気味で行きたいと思う。それで3、4等取れたらいいかな(笑い)」と笑わせた。本来の〝浜ちゃん節〟が飛び出しているのは好調の証だ。

 当地は2004年にGⅠ制覇。昨年、一昨年のGⅠでも準優進出と好相性で「実はそんなに好きじゃないんですよ。相性はいいけどね。展開を突ける足はあると思いますよ」とニヤリ。どこまでもリラックスムードな東都のエースの一撃は要注意だ。