吉本興業創業110周年記念特別公演「伝説の一日」が2日と3日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催された。

 2日間の開催にもかかわらずタイトルは「伝説の一日」だが、これは10年前の2012年4月8日、創業100周年を迎えた際に行った特別公演のタイトルを踏襲したもの。今回、本会場のチケットは即完売したという。

 話題も盛りだくさんとなった。初日の公演では、明石家さんまらによる舞台「さんまの駐在さん」に出演したナインティナインの岡村隆史が、ステージ上で第1子が誕生していたことを明らかにした。

 また2日目には、19年12月に多発性骨髄腫であることを公表し、現在闘病中の夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の花子(67)が3年ぶりに舞台に登場。さらにダウンタウン(松本人志、浜田雅功)が31年ぶりとなる漫才を披露するなど、とにかく話題性のあるステージとなった。

「伝説の一日」とうたいながら2日間開催し、所属タレントを総動員して多くの話題を振りまいたことについて、お笑い関係者は「先月、BSよしもとを開局したことが大きいのでは」と指摘する。

 今回の公演は、NGKに入れなかった人のために、パブリックビューイングや有料生配信も行われた。さらに3月21日に地方創生をコンセプトに開局したBSよしもとでは、舞台上のネタは放送しなかったが、当日の舞台裏や楽屋などを伝える大型特番「伝説の(裏)一日」を午前8時から午後10時まで、2日間にわたって生放送した。

「吉本の所属タレントは、他局の番組に数多く出演している。開局したばかりのBSよしもとは他局との差別化が必要。そこで自社のイベントの舞台裏を生放送して、開局に弾みをつけたかったのだろう」(同)

 果たして新たな視聴者を取り込めるか?