4月8日の最終回まで1か月を切ったNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、視聴者が今後の展開に想像をめぐらす「考察」がSNSで活発化している。

 ヒロインのひなた(川栄李奈)が、時代劇の大部屋俳優・五十嵐(本郷奏多)に結婚を断られて涙。舞台は撮影所から実家へ移り、「10年間迷子だった」という撮影所で知り合った振付師が訪れ、大伯父の算太(濱田岳)であることが明かされた。

 算太は、初代ヒロイン安子(上白石萌音)の兄で、2代目ヒロインのるい(深津絵里)は姪にあたる。その娘がひなた。長らく所在不明だった算太の語りでドラマは内向きにディープな流れとなり、久々に聞かれた「雉真」の言葉が視聴者をざわつかせた。

 雉真は繊維会社を営む岡山の名家で、安子の嫁ぎ先。算太も安子、るいとともに身を寄せていたが、突然いなくなった。消えた理由をるいにただされた算太が言葉を濁すと、「ほんまのこと教えて。多くの視聴者がそう思っているかも」とツイッターで要望が投稿された。

 さらに、予告編を踏まえて「雉真家に戻るシーンでるいが持っているのは、手土産でなく算太の骨壺では」との考察も。この日以前にもツイッター上で「雉真家は大丈夫か」「倒産するんじゃないか」と取りざたもされた。繊維業は岡山を代表する産業だが、構造的な不況や日米繊維摩擦も経験している。

 るいが岡山へ帰る理由や、米国へ〝逃避行〟した安子の消息なども関心の的。過去放送を見直したとの報告も。「毎日毎日、次回が気になる」という声もあるように、考察も熱を帯びそうだ。