名古屋競輪の開場72周年記念GⅢ「金鯱賞争奪戦」は6日、最終日を開催。9Rではルーキーチャンピオンレースが行われ、119期在所ナンバーワンの犬伏湧也(26=徳島)が中団からまくり一撃で制した。

 後ろに上野雅彦(20=香川)、林昌幸(19=愛媛)を従えての自力勝負。初手は「中団が欲しかった」と注文通りに4番手を取った。後方の単騎勢が動かず、前受けの橋本凌汰(21=岡山)が先行態勢もペースが上がらず。鐘過ぎに8番手の上杉嘉槻(23=福井)がしびれを切らせて仕掛けた。

「ホームで(上杉に合わせて)出ようか迷ったけど、行かせてもまくれると思いました」。バックで踏み込むと、前にいた志田龍星(24=岐阜)のあおりをものともせずに前団をのみ込んだ。四国3人で上位を独占して「後ろに2人いると前までの距離が近いし大きかったですね。ラインで決められたのがうれしい」と顔をほころばせた。

 今後の目標を聞かれると「早くGⅠに出たいです。そこを目指しているので」と力を込めた。