NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演中の俳優・松重豊(59)がこのほど、同局を通じてコメントを寄せ、視聴者のツッコミにビビっていることを明かした。

 松重演じる伴虚無蔵は日本の時代劇を支えてきた大部屋俳優。時代劇を愛するヒロイン・ひなた(川栄李奈)にとって〝師匠〟のような存在になっていく。

 福岡県出身の松重は「川栄さんと僕は関西人じゃないので完全にアウェーなわけですが、役として京都人でなければならない。京ことば指導の先生がいらっしゃるのですが、ご存じのように京ことばや関西ことばは、非常に視聴者からのチェックが厳しいんですよね。ちょっと違うと『なんやあれ』と言われるという…非常に恐怖感がありまして。あの、昔の撮影所の恐怖心と相まってくるんですが。京都という文化に…ちゃんと誰が見ても京都人にならないといけないところを、アウェーな2人がやらなきゃいけないわけです」と視聴者のツッコミにビビっていることを告白した。

 それでも、川栄と演じる中で「『凄まじくリズム感のいい俳優さんだな』と思いました。そういう言葉のリズム感、会話のテンポ、それが確実にお笑いの元になっていくと思うんですが、そこの勘のいい方っていうのは生まれつきであって、努力して身に付くものではないと思うんですが、そういうものを持っていらっしゃる人です」と川栄の〝耳と感覚〟の良さに驚いたという。

 その上で、松重は川栄の将来性について「今後、どんな役をするにしても、その耳と感覚で、将来が楽しみな人だなということは一瞬で見抜きましたけどね」と太鼓判を押した。