ボートレース三国のGⅠ「開設67周年記念 北陸艇王決戦」は11日、開幕する。日程の関係で7日に終了した浜名湖GⅠ開設67周年記念からの転戦組が大多数を占めるが、中でも一番、気合が入っているのが大上卓人(30=広島)だろう。

 浜名湖は自身初となるGⅠ予選トップ通過ながら、準優12Rで2コースの佐々木康幸(47=静岡)にジカまくりを食らう形となり、6着大敗。悲願のGⅠ初Vは夢と消えた。それでも、天候が目まぐるしく変わる中で、安定して着をまとめたことは間違いなく成長の証しだ。「準優で佐々木さんがスタート勝負にくることは分かっていたけど、コンマ01を全速で決めてきたし、覚悟が違った。仕上がりの面でも結果的に伸びが甘かった。そこも自分の調整不足。一段上の景色(優勝戦1号艇)を見たかったが、メンタル面で成長できたと思う」と、あまたの教訓を得られたシリーズでもあった。

 今節の前検は「悪くなかった。ターン回りは普通だが、直線には余裕がある」と、浜名湖で気になっていた伸びは上々。もともと速攻派だけに、うってつけのエンジンを手にしたといえるだろう。浜名湖周年のリベンジに期待だ。