りらくる創業者で、T’sインベストメント会長の竹之内教博氏が3日、自身の公式ユーチューブチャンネル「竹之内社長の【非常識な成功法則】」を更新し、〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼんと父親で中村幸也氏と対談した。

 竹之内氏はマッサージ店りらくるの創業者で、7年間で600店以上に成長させた会社を270億円で売却し、有名になった。現在はコンサルや飲食業などを営み、〝令和の虎〟としても知られている。竹之内氏はゆたぼんが先月、日本全国を周る「ゆたぼんスタディ」号のクラウドファンディングで、100万円を寄付したことで、話題にもなった。

 その縁からコラボした両者。竹之内氏はゆたぼんがアンチの攻撃にさらされていることが気になっているようで、心配の声をかけたが、ゆたぼんは「アンチはファンみたいなもの」と全く意に介していない。

 ゆたぼんは父親の中村氏が裏で糸を引いている説が、ネット上で根強くささやかれている点についても「操り人形と言われてもちゃうし、パパがおらんくても生きていける」と父親を尻目に〝独り立ち〟を宣言。中村氏は「(コラボの時に)僕は付き添いで付いていくだけで、カメラのセッティングやコラボ相手との話はゆたぼんがやっているが、(ネット上では)『そんなハズはない!』と思い込みというのが消えない」と苦笑いする。

 さらにネット上では不登校宣言しているゆたぼんが「週の半分以上は学校に行っている」との裁判資料の引用から、〝不登校キャラ〟を演じている疑惑が、一部で騒動になった。

 竹之内氏に真偽を問いただされたゆたぼんは「給食だけ食べに学校行ったりで、自由登校していた。それが(授業に出席しての)半分学校に行っているとなった。中学生になってからは1回も行っていない」と話した。

 ゆたぼんは小学生の時にユーチューブで給食や友達と遊ぶために学校に行っていることを明かしているが、なぜか今になって、ネット上で「不登校じゃないキャラ」に置き換えられ、批判されていることに驚きを隠せない様子だった。

 最後にゆたぼんは「ゆたぼんスタディ」号で同じ境遇にある全国の不登校児を中心に直接会って、「元気と勇気を与えたい」と意気込む。

 企画に賛同し、支援した竹之内氏も「不登校の子たちは視野が狭くなっているから話すだけでも違う。広い視野を持っているゆたぼんと話せば、なにかのきっかけになる。きっかけ作ろうとしているのだから応援すべきだなと。ただ(誤解されて)まともな人に嫌われないように頑張ってもらいたい」とエールを送り、活動資金が不足した場合には「また足させてもらうかもしれない」と追加支援も約束していた。